生徒指導士が目指すもの

今日、教育現場ではいじめ学級崩壊など、深刻な問題を抱えています。そこで生徒指導士に関心を持つ学生・院生・現場職員等に、専門的な認定講習を開催します。講習に参加し要件を満たした後で、認定生徒指導士や認定専門生徒指導士の資格が得られます。  最先端の解決ストラテジー(方略)の知識と、確かな情報に基づく専門的技法を学びます。そして、生徒指導の専門性を磨き、深刻な問題への対処能力や自信を身につけます。 すなわち、担任教師として、いざというときに役立つ知識と技能を学び、問題行動に対してパワフルに取り組める力をつけます。  また、現場での生徒指導コーディネーターとしての力を磨きます。これからの20年〜50年先を見通し、「やる気」と「志」を持った生徒指導担当の教師を目指します。

生徒指導士とは何ですか

        

 生徒指導の専門資格です。生徒指導の専門知識と実践能力を併せ持ったスペシャリストの養成・認定を行います。
 
 日本の教育を取り巻く生徒指導上の環境は、今日激変しています。いじめや学級崩壊、生徒間での暴力や対教師暴力、親対応など、さらに特別支援教育においても深刻な問題状況が起きています。教職員の専門性保証は主に教科などの免許取得によります。生徒指導についてはどうでしょうか。  今日の児童生徒は、今までとは大きく変貌してきています。現場の教師は、このような変化に接して、どのように生徒指導をすればよいのか。戸惑い、困惑し、疲れ果てて中途退職するベテラン教師も増えています。教育指導モデルに基づく生徒指導の専門性、つまり、専門知識と実務能力を兼ね備えた、自信と志を持って生徒指導に当たる教師の存在が求められます。

1 生徒指導の専門知識と実践能力(実務能力)を兼ね備えた力量を磨くこと。理論的根拠とそれを現場で適用できる実践力の2つの側面を身につけること

2 専門知識と実践能力(実務能力)の力量を磨くうえで、「教えて、育てる」という立場に立つ、「教育指導モデル」に基づいた生徒指導によって、力量・専門性を磨くこと。

3 世界の学校教育の潮流である、教育指導的な生徒指導を学ぶこと。諸外国の生徒指導の実情を学ぶ。日本の教育現場での生徒指導は30年も遅れてしまい、明らかに後進国となっている。世界の生徒指導のあり方、特に欧米の教育現場での生徒指導のあり方を学ぶ。

4 日本の教育現場での生徒指導のあり方を研究、追求する。先進国の生徒指導を参考にして、我が国における生徒指導のあり方、日本の教育現場でうまくいく生徒指導の研究実践の開発や発信をする。

5 教育モデルとして、ブリーフ学校カウンセリング、学校ハンドブック(ガイドライン)の作成や、対立解決教育、生徒行動コードの作成など、基礎的な生徒指導技法を研究実践し、開発する。

6生徒指導に関わる教育診断を実施する。教育診断によって得られたデータ、エビデンスを蓄積する。データベイス、エビデンスベイスのアプローチに基づいて、生徒指導の施策や対処方法を立案し、実践する。

7 基本的品格行動の学習(あいさつ・礼儀・正直・勇気など)や、我が国の伝統文化に根付く生徒指導のあり方、進め方を実践的に研究開発する。


以上のような趣旨で、生徒指導士を養成し、資格を認定します。学校教育に関わる人々の生徒指導の力量を磨き、今日の深刻な教育課題を解決に導く支援を行うのが目的です。